<2011年>

         フクシマ克服の新しい道筋問う

          公開討論会「脱原発でひらく新しい日本」 

 「脱原発でひらく新しい日本」をテーマに3部・6時間に及ぶ公開討論会が12月3日、東京大手町のプレスセンターで開かれた。「マスコミ9条の会」が「広島マスコミ九条の会」などを含め全国に呼びかけた実行委員会方式で開催、約300人が参加した。 

 討論会は、第1部「フクシマ克服の道筋を問う」。慶応大学の金子勝教授と評論家の樋口恵子さんが講演、第2部は民主党・川内博史氏と日本共産党の小池晃氏による対論「脱原発と政治の役割」。第3部がジャーナリスト4氏による「メディアの責任とジャーナリズムの役割」。 

 第1部で金子教授は「原子力村」がいっさい責任を取らないままに「想定外の津波原因論」への情報操作、除染・復興までも食いものにしながら「居直り始めている」と厳しく告発、発送電分離と自然エネルギーへの国民的な合意形成を―と訴えた。樋口さんは「メディアは市民目線、特に女性の目線を生かせ」と訴えた。 

 第2部では「原発ゼロで1点共同を」と訴えた小池氏に川内氏が同調の姿勢を示し、会場に拍手が沸いた。第3部「メディアの責任とジャーナリズムの役割」は3面に特集した。 (詳細は「マスコミ9条の会」のHPで動画で視聴できる) 

                           ●11.12.26

     「安全な核」はない アーサー・ビナードさん訴え

 広島県9条の会ネットワーク(石口俊一事務局長)の「憲法のつどい」は11月1日、広島市中区の中国新聞ホールに350人が参加して開かれた。福島原発事故以来、広島で避難生活する詩人アーサー・ビナードさんが「原発は塀の上のたまご」と題して講演、落語の謎解きよろしく笑いをまきながら、原発と縁を切るための知恵を絞ろう―と話した。
 ビナードさんは、原発は核兵器用プルトニウム製造過程の熱を使った、いわば「湯沸かし器」だが、「平和利用」だと宣伝して軍事の危険性を隠した。表現にごまかされてはいけない。原発の安全性はあり得ない。メディアも政府や東電の宣伝機関にならないよう「安全」の言葉を使うなら「原子力安全委員会(なーんちゃって)…」と書いてはどう?―と笑わせた。「日米政府がふりまく宣伝文句の袋小路から抜け出す『生活の言葉』を探そう」と2時間、原発廃棄を呼びかけた。
 「つどい」は「ひろしま医療人・九条の会」が共催した。  

                             ●11.12.26

     「隠された内部被曝」、「加害の日本」に焦点

         広島マスコミ九条の会 結成6周年のつどい開く 

 広島マスコミ九条の会は7月9日、広島市内で「ヒロシマからフクシマ―隠された『内部被曝』と『加害の日本』」をテーマに結成6周年のつどいを開いた。 

 広島市立大広島平和研究所講師・高橋博子さんが「隠された内部被曝―ヒロシマからの教訓」、名古屋大名誉教授・沢田昭二さんが「内部被曝の論理とフクシマの実相」と題して講演、市民ら80人が参加した。2人は内部被曝問題を調査研究から外し続けてきたヒロシマ・ナガサキと66年後のフクシマに共通性があることに触れ、「安全神話からの脱却」と「原発ゼロ」を実現する社会の必要性を強調し、共感を呼んだ。 

 2人は米国によるビキニ水爆実験の際の被ばく実相の秘匿事例を挙げ、福島原発事故でも放射性降下物による被害実態が情報操作されてマスコミに提供されている恐れがあることを示唆。「文部科学省・緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の資料を公表させるなどして秘匿の壁を打ち破り、住民の立場に立った報道に取り組んでほしい」とマスコミ関係者に要望した。 

 広島マスコミ九条の会代表の平岡敬さんは、政治家や官僚、学者、企業経営者に加えてマスコミが群がる「原子力村」に言及。福島原発事故の後始末の大半が作業員の犠牲を前提にして続けられている現実を指摘した後、原子力利用の自主・民主・公開の3原則の徹底化や、平和利用と原発を認める核拡散防止条約(NPT)体制を見直す報道の拡充を期待した。 

                            ●11.12.26

      広島マスコミ九条の会 結成6周年のつどい

   ヒロシマからフクシマ 隠された「内部被曝」と「加害の日本」 

 広島マスコミ九条の会は来月で結成6周年を迎えるのを機に、下記の通り「つどい」を開く。 

■と き  7月9日(土) 午後1時半~4時半 

■ところ  広島平和記念資料館 地階会議室(1) 

■参加費 500円(資料代として) 

■記念講演  ①広島市立大学広島平和研究所講師 高橋 博子氏 

         演題 「隠された内部被曝 ヒロシマからの教訓」(仮題) 

       ②名古屋大学名誉教授(日本原水協代表理事)沢田 昭二氏 

         演題 「内部被曝の論理とフクシマの実相」(仮題) 

                             ●11.6.8

     西区九条の会主催 結成3周年のつどい 

             「ヒロシマとフクシマ」 

 広島市で活動する西区九条の会連絡会は、7月17日、ヒロシマ大学名誉教授の鎌田七男さんを招いて、結成3周年の集いを開く。 

■と き  7月17日(日) 13時半~16時 

■ところ  いきいきプラザ4階  西区福島町1丁目19-12 

■講 演  鎌田七男 先生 (広島大学名誉教授) 

       広島大学原医研元所長、広島原爆被爆者援護事業団理事長。

       日本放射線影響学会名誉会員。広島県がん対策推進協議会委員

       (がん登録運営部会代表)核戦争防止国際医師会議日本支部理事。 

【主催】西区九条の会連絡会 

【協賛】広島中央保健生協、井口・井口台中学校区九条の会、庚午・古田中学校区

    九条の会、己斐九条の会、中広中学校区九条の会、観音中学校区九条の会 

     連絡先 273-3897(濱口)

                               ●11.6.8

■■■■リンク■■■■

ヒロシマ総がかり行動

 実行委員会

日本ジャーナリスト会議

第九条の会ヒロシマ

マスコミ九条の会

九条の会

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 県北九条の会により三次市の国道沿いに設置された大看板     

(2012.3.11)